WISH: Wide-field Imaging Surveyor for High-redshift

超広視野初期宇宙探査ミッション

検討ミーティング議事録

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WISH検討ミーティング #18
議事録(公開版)

2009/10/13 (火) 15:00-17:20 (JST)
国立天文台三鷹 解析研究棟 3F会議室

出席:
三鷹 山田、諸隈、岩村
京大 池田、太田
宇宙研 大藪、和田、松原
東工大 河合
東北大 東谷
東大 岩田

1 フリップ式フィルタ交換機構

岩村さんから先日提出された設計の説明があった。添付資料参照。

・打ち上げ時の固定と解除は、レバーと、ロック・ビームを
 電動ピンプラーで引き込む仕組み

・開閉を確認する手段はないか → 今はない。
 撮像してもフィルタの状態は確認できない可能性が高いので、
 開閉状態を確認するセンサもしくはスイッチは必要。
 あかりではフォトインタラプタを使った。
 ホールセンサ(磁気)もよいか。

・ステップモータのステップでとめるか、スイッチにあててとめるか
 得失を考える必要。

・配置案に関しては、二連結合案に基づいて、諸隈さんの
 視野配置再検討も議論されたが、視野有効使用のためには、
 ダブルサイズフィルタ(風車配置)が良い。

・風車配置の視野は検出器配置を長辺方向にずらすことで
 最適化の余地あり

・ゴーストの影響は評価可能か
 → 現在の構成要素を基に、解析は可能。
   ただし、バッフリングと合わせて考える必要があるのではないか。

・試作にむけて、どれくらいの内容ができるか検討を要する。
  試作品への試験: 振動試験、冷却状態での耐久試験
  異なる素材のフィルタへの対応


2 試作フィルタ試験

・10/9から先端技術センターにて干渉計での表面粗さ測定、短波長側リーク測定、
現在 東大尾中研にて効率測定中、この後放射線試験を予定。矢部さん、東谷さん、岩田が実施。


3 ミッション提案にむけた作業

山田さんの項目案参照

サイエンスの議論: 12月か1月? 
 定例の検討会とは、分けて行った方が良い。
 サイエンスWS よりは、それぞれの課題についてより深い議論をおこないたい。

(C) SPICA, JWST, TMTとの関係の明確化
(C) ミッション要求書が早い段階であるとよい


GRBフォローアップ衛星計画の紹介
→ WISH実現性の向上になること、必要性の議論が高まるディスカッションは歓迎



次回 11/10 (火) 15:00-  国立天文台三鷹3F会議室
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(以上)

資料